ふたりの証拠

1冊目を読んでいるときから薄々「もしかして?」と思っていることがあるのですが,それはまぁ3冊全部読み終えてから書くことにしましょう.1冊目は固有名詞が全く出てこなかったり,子供の作文だったり,で文体が一風変わっていましたが,その点2冊目は 固有名詞は出てくるし,主人公が成長してることもあってか,形式的には一般的な小説(?)に近い.様々な登場人物の様々なエピソードが出てきて,それぞれ詳しく知りたくなる.マティアスの心情もリュカの心情も直接的には書いてないけど,言動からすごくよく伝わり共感します.そしてまた最後に衝撃を受けて,3作目が早く読みたくなるのです.
さて,この物語はどのように幕を閉じるのか….